Google

生命保険と禁煙の5

禁煙を妨げているニコチンの作用について、どうして依存症が形成されるのでしょうか。そのメカニズムについて、ちょっと専門的に見てみます。

タバコを吸うと、ほんの数秒でニコチンは脳の中枢神経系に到達します。
このニコチンは、ある神経伝達物質の一種と化学構造が似ていることから、前シナプス膜受容体(ニコチン性アセチルコリン受容体)と結合することで、ドーパミンなどの神経伝達物質が過剰に放出されてしまいます。

さらに、シナプス後膜がニコチンにより過剰に興奮しますが、これが長く続くと、シナプス前膜が神経伝達物質を放出する力も衰えてしまいます。

ここまでくると、もはやシナプスが神経伝達機能を保つためにはニコチンが不可欠になってしまいます。禁煙が難しい理由もこのあたりにあるのでしょうか。ニコチンが切れてくると、イライラなどの症状として現れ、次のタバコをくわえてしまいます。

日ごろ、できれば禁煙したいと考えていても、余程のことがない限り、こうしてニコチンへの依存が形成されていくわけです。
posted by 保険さん at 19:00 | 生命保険と禁煙、ダイエット